内覧時に雨戸が開いていると、閉めた状態を確かめずに終わることがあります。ところが、入居後に使おうとして重い、途中で止まる、鍵が掛からないと分かると、すぐに修理の相談が必要になります。募集前に使える状態かを確認しましょう。
動かないものを力任せに動かすのは避けてください。特に変形や外れがある場合は、けがや破損につながるおそれがあります。所有者が確認する範囲を決め、無理な作業は業者へ任せます。
手動か電動か、窓ごとに一覧にする
雨戸とシャッターでは構造が異なり、電動なら操作器や電源も関係します。メーカー、型番、設置場所、操作方法が分かる資料を集めます。説明書がない場合はメーカー窓口へ確認してください。
| 記録項目 | 具体例 |
|---|---|
| 外観 | 変形、腐食、レールや戸袋の状態 |
| 通常操作の症状 | 重い、途中停止、異音、閉まり切らない |
| 施錠 | 錠の状態、鍵の有無、閉鎖時のすき間 |
| 電動部 | 表示、リモコン、発生条件、エラー情報 |
変形や異常があるものは使用を止めて相談する
LIXILの取扱案内は、変形がある場合の使用中止と販売店等への連絡を示しています。機種ごとの説明に従い、内部のばねや巻取り機構、電気部分を分解しないでください。
説明用の仮定として、リモコンでは動かないが別の操作器では動く場合、その違いを伝えると調査に役立ちます。ただし、何度も繰り返し動かして原因を探す必要はありません。途中で斜めになるなど異常がある場合は、その時点で止めて相談します。
修理案は残る部材と部品供給まで確認する
部品交換や調整で直せるか、古い製品の部品が入手できるかを聞きます。修理できる場合も、残す部分の状態と今後の点検が必要かを確認しましょう。交換なら、周囲の外壁補修、電源工事、足場等の有無も見積もりに入れます。
雨戸を使わない前提で募集する場合も、危険な状態を残してよいわけではありません。安全な固定や撤去等の可否、建物の性能や利用への影響を業者へ相談し、使える設備と対象外を曖昧にしないようにします。
入居時は操作と故障連絡を案内する
電動なら停電時の扱い、リモコンの保管、異常時の連絡を製品の説明書に沿って伝えます。台風前などに初めて操作して不具合に気づくことを避けるため、平常時に状態を確認しておくことが大切です。
まず窓ごとに雨戸・シャッターの有無を一覧にし、安全に通常操作できるものだけ状態を確認してください。異常は位置と症状を写真・メモで業者へ伝え、修理完了後に閉鎖と施錠まで再確認しましょう。
