部屋の内装はきれいになったのに、網戸が引っ掛かる、窓の鍵が掛けづらい。小さな不具合に見えても、毎日使う人には不便で、施錠や落下への確認も必要です。

窓ごとに、開閉、施錠、網戸の状態を一組で点検します。破れた網だけを張り替えて終わらせないことがポイントです。

窓に番号を付けて記録する

部屋名と位置で番号を付け、動き、鍵、網戸、気になる部品を一覧にします。一つの窓で網戸は正常でも、窓本体の鍵が掛かりにくい場合があります。対象を分けて記入してください。

対象確認すること
窓本体開閉の重さ、異音、がたつき
鍵無理なく掛かるか、破損がないか
網破れ、外れ、たるみ
網戸枠変形、動き、部品の状態
落下防止製品に必要な外れ止め等

高い場所や外側へ身を乗り出す確認はしません。外れそうな網戸を動かし続けたり、重い窓を無理に外したりせず、業者へ相談します。

鍵が掛からない原因を部品だけに決めない

YKK APの案内では、クレセントと受けの位置、戸車等が原因として挙げられています。鍵だけ新品へ替えても、窓本体の状態が関係するなら解決しない場合があります。

施工店へは、鍵が動かないのか、閉めたときに位置が合わないのかを伝えます。調整、部品交換、窓の別の補修のどれが必要かを確認してください。製品の説明書にない分解や、力任せの調整は避けます。

網の交換と枠の補修を分ける

網が破れているだけなのか、枠や戸車も傷んでいるのかを確認します。網の種類を選ぶ前に、枠を残せる状態かを見てもらいましょう。張り替え費用だけを比較すると、必要な部品交換が抜ける場合があります。

外れ止め等は製品ごとに確認が必要です。メーカーの安全案内を参考にしつつ、機種の取扱説明に合わせて業者へ点検を依頼します。網戸を人の転落を防ぐ柵として扱わないことも、入居時の説明に含めます。

交換部品は見た目で注文しない

メーカー、品番、寸法等を確認し、適合する部品を選びます。似た形の鍵や戸車でも使えるとは限りません。品番が分からない場合は、全体と部品の写真を施工店へ渡して相談します。

仮に複数の窓をまとめて直す場合でも、すべて同じ部品とは決めつけません。窓番号ごとの対象と金額を見積もりに対応させると、修理漏れを減らせます。

完成後は閉めて鍵を掛けるまで確認する

開閉、網戸の動き、施錠、必要な外れ止め等を業者と確認します。調整しただけの窓も、作業内容と交換部品を記録しておきます。

入居者へは、通常の操作と異常時の連絡先を案内します。「少し力を入れれば閉まります」で済ませず、使いにくさが残るなら対応を確認してください。

まず全窓を番号付きで一覧にし、問題のある箇所だけ写真を付けましょう。大きな内装工事と別に見落としやすい設備を、少ない手間で確実に相談できます。