宅配ボックスがあると、留守中の荷物の受取りに役立ちます。ただ、買って玄関に置けば十分とは限りません。通路を狭くしたり、操作が分からず使われなかったりすることも考えられます。
導入前は、置ける場所、受け取れる荷物、日常の管理を確認しましょう。家賃を必ず上げる設備としてではなく、物件の使いやすさを改善する一案として検討します。
玄関前の動線を測る
設置した状態で、玄関扉や宅配ボックスの扉を開けられるかを確認します。車、自転車、傘等と干渉しないか、人が通る幅や荷物を取り出す姿勢も考えてください。
| 比較項目 | 確認すること |
|---|---|
| 設置場所 | 通行、扉の開閉、雨や日差しの条件 |
| 荷物 | 受取可能な内寸と重量等の制限 |
| 操作 | 施錠、取出し、配達員への表示 |
| 固定 | 下地と製品指定の設置方法 |
| 管理 | 鍵、暗証番号、故障、退去時の対応 |
外寸が大きくても、扉や内部構造のために入る荷物の大きさは別です。よく使われそうな荷物を仮定し、製品の受取可能寸法と比べます。
据置き型でも設置条件を確認する
転倒や持ち去りへの対策、固定方法、設置面の状態は製品の説明に従います。置く場所が平らに見えても、適切に固定できるかは施工業者へ確認してください。壁へ付ける場合も、外壁表面だけで判断せず下地と防水等の条件を調べます。
電源が必要な機器なら、電源工事と維持費も考慮します。既存の配管や設備を妨げないか、清掃や点検のために動かす必要がないかも確認しましょう。将来の撤去時にどのような補修が残るかも比較材料です。
受け取れない物と操作方法を確認する
冷蔵品や貴重品等の扱いは、製品の利用条件や配送サービスによります。すべての荷物を受け取れると募集で表現しないようにします。満杯のときや操作できないときの扱いも確認してください。
Panasonicの戸建て用製品案内には、設置や操作、安全上の注意が示されています。機能は製品ごとに異なるため、ある機種の緊急解除等の仕組みが別の製品にもあるとは限りません。子どもが内部へ入って遊ばない等の注意も説明書に沿って伝えます。
鍵や暗証番号の管理を決める
鍵式なら、貸与本数と予備鍵の扱いを決めます。暗証番号式なら設定方法、忘れた場合の窓口、退去後の変更方法を確認します。入居者が替わるたびに必要な作業を管理会社の引継ぎ表へ入れましょう。
荷物が取り出せない、施錠できない等の故障時に誰が連絡するかも必要です。設備として貸す条件と、修理・交換の対応を契約担当者と整理し、入居者へ説明できるようにします。
本体と設置・維持の総額を比べる
本体代、施工、下地等の補修、電源工事、将来の部品交換を分けて見積もります。安価な商品でも、現場に合わず追加工事が増えれば総額が変わります。仲介会社には、地域の借り手がどの程度気にする設備かも聞いてみましょう。
まず候補位置を床面に見立て、扉を開けて人が動けるかを確認します。そのうえで製品条件と管理方法をそろえれば、導入後に使いにくさが分かることを減らせます。
